『お兄ちゃんなんだから』『お姉ちゃんなんだから』って?


 管理人は長男です。ということで、よく両親に、「お兄ちゃんなんだから勉強はよくできないといけない」と言われたものです。でもこれは、根本的に間違っているのです。

 管理人が小学5年生の時、進研ゼミ小学講座というのを受講していたのですが、その付録のビデオというのを、よく見ていました。そのとき、管理人と6歳年が離れている弟も、面白がって見ていました。そのビデオの内容は、平行四辺形や三角形、台形、ひし形の面積を求める公式というものだったのです。

 台形の面積を求める公式というのは……

 うん! カッコ、じょーてーたすかてー、カッコとじる、かけるたかさわる、2!


 管理人の弟は、もう毎日そればっかり。まだ小学校にも入学していないですからね。

 さらに言うなら、管理人には2つ年下の妹もいて、彼女もまた、進研ゼミ小学講座を受講していたのですが、その付録『わり算』(当時小学3年生で学習)のビデオも、管理人の弟は面白がって見ていました。九九ができれば、わり算もできるっていう要領ですね。

 そして1年半後、管理人が千葉市立千城台西中学校に入学したとき、管理人の弟も千葉市立千城台東小学校に入学しました。もう小学5年生の算数の教科書からは、台形の面積を求める公式が掲載されなくなった、というものです(ただし、2つの三角形に分けて、それぞれの面積を求めて合算するというやり方はやります)。

 小学校に入学した時点で、わり算の方針もわかっていましたし、面積の方針もわかっていたわけです。もう優等生間違いなしってところです。


 結局管理人の弟は、1年浪人しましたが、日本大学に合格され、数学の教員免許も取得しました。
 千葉工業大学の管理人とは偉い違いです。弟のほうが優秀だったのです。

 でも考えてみれば、それは当然のことだったのです。管理人の弟は、小学校入学前の段階で、台形の面積を求める公式をそらでいえたのですから。管理人と管理人の弟とでは、6歳も離れています。ということは、管理人の弟の立場から言わせてもらえば、6年前には、これからやっていくであろうことがもうわかっていたということです。弟がそれを勝手に予習していたということ。
 受験予備校常勝の塾長、吉村仁先生のこの講演は、まさに管理人の言いたいことそのものであります。





 ここからは、『おジャ魔女どれみ16』のとある女の子についての管理人からの愚痴です。その女の子は、『浜田いとこ』というのだけれど、下の画像、左端の女の子ですね。この人が高校2年生になったとき、一気に成績が下がってしまったとのこと。



(『おジャ魔女どれみ』第33話、Aパートの前半あたり)


 この時は、浜田家は6人兄弟だったのですが、9人に増えたのです。そして、下の子たちの面倒を見なくてはいけないという、浜田いとこちゃんに課せられた足かせ。お兄ちゃん、お姉ちゃんは勉強で忙しいということで、下の子たちの面倒を見続け、勉強が疎かになって、成績が下がったというのですね。

 で、問題なのは、親せきの家に行って、勉強するようになったということです。するとどうなるか? 浜田てるおという、いとこちゃんの1つ年下、画像における一番右端にいる男の子に、下の子の面倒を見てもらうというしわ寄せがきてしまったのです。

 さて、小学3年生の(『おジャ魔女どれみ』は小学3年生のお話)いとこちゃんにとっては、小学6年生のかずお(画像の真ん中の男の子)がいるわけです。ということは、いとこちゃんにとっては、小学6年生で学習する内容は、公開されたと言ってもいいわけです。まぁ、浜田家にとって、ですけれど。かずおにとっては、小学5年生の算数の教科書とかは要らないわけですよね。

 それを、いとこちゃんが勝手に予習すればよかったのですよね。


Copyright©2019 DigiTube Holdings, inc. All rights reserved. inserted by FC2 system