千葉県立千葉高等学校のカリキュラムは、東京大学文科の入試に合っていない


　タイトルから見て、「えぇっ！？　そんなバナナ！」と思った方もいらっしゃるかもしれません。東京大学文科一類、二類、三類の入試に、千葉県立千葉高等学校のカリキュラムは合っていないのです。これは社会で言っています。千葉県立千葉高等学校の社会のカリキュラムは以下の通りです。丸数字は単位数です。

１年生

・地理Ａ�A
・倫理�A

２年生

・世界史Ａ�A
・日本史Ａ�A

３年生

・政治・経済�A
・世界史Ｂ、日本史Ｂ、地理Ｂから１科目�D（文系）
・世界史特講、日本史特講、地理特講から１科目�A（理系）


　では東京大学の文科の試験科目はどうなっているでしょうか。

センター試験

世界史Ｂ、日本史Ｂ、地理Ｂ、『倫理、政治・経済』から２科目

２次試験

世界史Ｂ、日本史Ｂ、地理Ｂから２科目

　うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ！

　地理歴史がすげぇことになってるうううううううううううううううううううううううううううううう！


　ちなみに、センターと２次で、同じ科目を選択しても構わないのです。社会で２科目選択する場合、どのようにするかは、この動画を見ればわかります。



　つまり、『世界史Ｂ』『地理Ｂ』の２科目を選択すればよいということになります。ところが、千葉県立千葉高等学校では、世界史か地理、どちらかしか奥深くまで学習しません。


　東京大学に数人程度ではありますが、毎年現役合格者を出している千葉県立千葉高等学校ですが、理系のほうは、高校の授業が使い物にならないことは、十分にお分かりのことと思います。しかし文系も酷いことになっています。

　もう一方の社会科目については、予備校に頼り切っている節があるのです。こんなの、とても高校の実績と呼べるものではありません。


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