『受験生に正月はない』って?


 受験生は正月も返上して勉強しようとよく言われますよね。でもね、これって根本的におかしいのです。

 受験の格言に、『正月に紅白かガキ使を見ない受験生は落ちる』があります。まずは、下の動画を見てください。



 なんで受験生は正月も勉強しなくてはいけないのか? というと、センター試験が迫っているからだというのです。でもこれは根本的に間違っています。


 そもそも、人生を左右しかねない大学入試センター試験まであと2週間しかないっていうのに、まだセンター対策が終わっていないのですか?


 おまけにその直前の、『1/1』を書くときのシノハラ様の言葉、「こーのー日ーくーらーいーはー!」というのは、いかにも疲れ切った感じがしますよね。脳が疲れている状態で勉強しても、成績が上がるわけないですね。


 2つ目の動画は、与那嶺先生の講演です。これは若干ではありますが、ソフトな言い方になっていますね。3分53秒からの台詞、「せっかくだったら」という言葉は、まさに受験生に対する心遣いがなっていると言えます。



 でもこれも、『正月に紅白かガキ使を見ない受験生は落ちる』にそぐわないですね。


 では3つ目の動画。TOMOKIN様の動画になります。



 がり勉ではいけないということを言われています。なかなかにいいことを言ってくれると思いました。ただし、3分37秒からの言葉、これがあるから、TOMOKIN様の発言は全部間違っているということになります。

 次の日に3時間多く、ではなく、前の日までに3時間多く。クリスマスや正月に遊ぶ、そのために、その時にやるノルマを前倒しにして仕上げる、という考え方になるはずです。


 4つ目の動画は、武田塾の高田先生と山火先生の雑談です。山火先生の5分18秒からの発言こそ、受験勉強の真意です。



 ガキ使見てもいいように、それまで頑張ってた!

 ちなみにその前の、高田先生の発言、正月に河合塾から出ているセンター試験予想問題パックを解いていたとのことですが、正月にこれをやると失敗します。予想問題パックというのは、10月11月にはもう書店に売られているということで、一刻も早く買って、やりこむべきです。

 高田先生はもともと秀才なのです。正月にやる予定の勉強内容を、正月が来るまで温存するというのは、凡人がこれをやってはいけません。


 5つ目の動画は、同じく武田塾の塾長、林尚弘先生の「受験生は正月にガキ使を見てもよいか?」ということに対する回答講演です。1分8秒からの一言こそ、管理人が言いたいことそのものです。



 要するに、ガキ使見る分の勉強をあらかじめ終わらせておけばよいのです。

 とくに浪人生は、年内までに自分の志望する大学の入試レベルまで完成させられなかったら厳しいです。正月にガキ使を見るということは、希望を与えるものではないということ。


 おまけ。6つ目の動画は、受験予備校常勝の塾長、吉村仁先生の講演です。正月から激務だった彼の苦労がよくわかります。管理人も食品物流センターで働いていますが、元日から仕事です。その前、年末なんて夕方の5時から仕事を始めて、翌日の朝9時過ぎに終わるとかザラです。正月から本当に激務です。管理人も、吉村先生の気持ちがよくわかります。受験生も元日から勉強にいそしんでほしいというのも理解できなくもないです。



 受験に必要な勉強は年内までに終わりにして、正月はその確認というか、さらに上のレベルにまで手を伸ばしていくのがいいですね。


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